どうもメカ沢です
現役で美容室を経営しながら個人投資家をしています
今回は給料が低い美容師が投資のために資金を出せるかを考えてみたいと思います
全員が給料が低いわけでは無いですが色々なケースを比べてやっていきます
どこに当てはまるか自分と重ねて見てください
また美容師としての自分の考えも少し書いていますので是非最後まで読んでみてください
ケース
今回のケースはわかりやすくするために
- 都内一人暮らし
- ローンや借入は無し
- 生命保険の加入無し
- 社会保険と交通費を引いた手取りで計算
アシスタント 給料15万
今時ここまではかなり少数派だと思いますが
ちなみに1年目の自分はこれ以下でしたw
とても投資できる資金は出せませんねw
生きるのに精一杯!
先輩にたかって食費を浮かせるしかありませんw
ジュニアスタイリスト 給料20万
厳しいレッスンも通過しジュニアスタイリストになりました
このラインの給料の人は多いのではないでしょうか
まだまだこれからというタイミングで投資はできるのか
ジリ貧生活から希望の光が差しましたw
食費と交際費が少し人間らしい金額に昇格し、遂に投資資金をつくる事ができました
この時で23〜25歳くらいなので若いうちから少額でも投資をしていると複利の効果が効いてくるのでとても魅力的です
やはり投資は早いタイミングで始めるべき
スタイリスト 給料25万
まだまだ頑張り時な時期
この給料の美容師の方も多いと思います
投資に回せる金額が増えました
3万あれば積立NISAも年間で満額近く使えます
この時は美容師としてワンランンク上にいくため、生活水準は上げずに自分や周りのために使うタイミングでもあります
思いきってパソコンを買ったり、物に投資するのも良いでしょう
貯金や投資だけでなく色々な経験をしましょう
スタイリスト 給料30万
男性美容師の平均月収が29,4万円
ようやく一人暮らしなら余裕を持った生活を送れる収入になりました
1Kの極狭オンボロアパートから1DKに引っ越し
これで人を呼んでも恥ずかしくないレベルですw。都内はやはり家賃が高い、、、
お客様からの見られ方も大事なので服や身だしなみには出費を惜しみなく使って良いと思います
本当はこの額では全然足りないのですが
貯金と投資に使える金額が8万円になりました
この時期は独立や結婚など人生を色々と考える場面が増えてくるので、貯金と投資の比率はライフプランに合わせて決めましょう
この時も自分への投資はもちろん大切ですが時間の使い方が一番大切になります
勉強するために、アウトプットするため様々な時間の使い方があるので無駄な時間はなくし自分のスキルに磨きをかけましょう
トップスタイリスト 給料50万
ここから一気に上がります
売り上げもありトップスタイリストへ昇格です
ここまでくるともう少し良い所に引っ越したり、美味しい物をもっと食べたいと個人差がかなり出てくるラインになります
今自分が当時に戻るならもっと生活費を削って投資に回していると思いますw
トップスタイリストまでいくとお店の中でも影響力があります
付き合いも増え、身につける物も拘らなければいけません
持論ですが、少し背伸びするくらいの気持ちで深みのある人間に成長しないとここから更に上は目指せません
常にアンテナを張って自分を成長させるために何が必要か、お店に対して自分がやるべき事は何かを考え行動し続けなければいけません
その先に独立、自分の本当にやりたい事に挑戦できるステージが待っています
まとめ
給料が低いと言われる美容師の業界ですがいかがでしたでしょうか?
もちろん一例なので生活基準はバラつきがあります
貯金や投資はとても大切ですが、美容師はお客様商売です
この人に髪をお願いしたいと思われる人間に成長するために自己投資は絶対に必要です
将来のために自分と資産の両方を成長させる事が大切です
そしてただガムシャラに働けばいい時代は終わりました
自分が満足して働ける環境でなければいつまで経っても幸せになれません
売り上げがあっても給料が全く上がらない美容室がたくさんあります
気合いだ、努力だ、よくわからない精神論を語り、無駄なミーティングやレッスンに時間を費やすだけで問題解決をしない経営者が多いです
その環境でいくら頑張っても無駄です
結果を出した分しっかり報酬を出してくれ、自分の時間をちゃんとつくれる美容室が最近やっとでてきました
転職やキャリアアップは他の業界だと常識です。ちゃんと自分を評価してくれ成長できる環境に身を置きましょう
本当に古い体質で、新陳代謝が遅い業界ですが情報が手に入れやすい時代なので自分で働き方はちゃんと決めましょう
投資に関してはやはり若いうちから少額でもスタートさせるのが大切です
アシスタントでも投資を始めている人は最近だと増えているんじゃないでしょうか?
お金を管理し将来に備えるというのはとても大切なスキル
無理のない範囲で投資をしていきましょう